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院長のひとり言

正しい歯医者選び#1

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長です。

 

地震で被害に遭われた方々に慎んでお見舞い申し上げます。

皆さんは”器用”、”不器用”をどのようにお考えですか?
「私は不器用だからちょっと出来ないわ」とか「さすが!器用だね~」などと普段は使われている言葉ですね。
我々歯科医師としては、器用であることが大前提だと思います。
しかし、患者さんから見ると器用か不器用かなかなか見分けることが困難であるばかりか、腕より口が達つ歯医者も世の中には数多くいるような気がします。

根っこの治療がへたくそでもレントゲンフィルムを患者さんに見せなければ痛くない限りばれません。
数年後に根の先に膿がたまって腫れてきた時に初めて分かるのです。
銀歯を入れたときでもそうです。
麻酔をして歯を削っていればどのように削ったか患者さんにはわからないまま、技工士が歯の形に作ってきた銀歯を被せてしまうので、咬み合わせを調整すれば不通に咬める様になります。
理想的にはクラウンの土台(支台歯)のテーパーは6度です。
富士山みたいなテーパーの付きすぎている支台歯でも被せてしまえばわかりません
しかし、咬合力などで脱離しやすく、すき間から2次う蝕になりやすいのです。

その歯医者が器用か不器用かはなかなか判断の難しい所ですが、上手いかどうかを判断する一つの基準としてームページを調べることをお勧めします。
皆さんまず金額を見て、次に診療時間、アクセスという感じですが、臨床例(治療例)は必ず見たほうが良いと思います。
自分の治療例ではなくイラストだったり雑誌からの転載だったりしたらちょっと疑問に思ったほうが良いでしょう。
「げっ!」って思うような治療例を平気で載せている先生もどうかと思いますが…。

保険診療は器用でも不器用でも、上手くても下手でも治療費は一緒です。
保険の治療例を載せているホームページはほとんどありませんが、自費治療例を参考にされると良いと思います。
きちんと治療している先生は、保険治療でいきなり手を抜くと言うことはしないと思いますし、性格上できないと思いますよ。
痛くなくてもすぐ取れてしまうような歯医者はちょっと考えたほうが良いと思います。

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