こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長です。
地震で被害に遭われた方々に慎んでお見舞い申し上げます。
昨日、インプラント手術を行いました。
右上1本のそれほど難しくない症例です。
現在はインプラント手術を希望される患者様は術前術後の診断の為CT撮影を行っております。
今までのパノラマ撮影だけでは奥行きがなく予想とは違った骨形態になっていたり、思ったより病巣が大きかったりすることがあり、それが手術中にわかると手術方法を変更せざるを得ない時もありました。
しかし、今では術前にほぼ骨の状態を確認でき、インプラント埋入のシュミレーションをしながら骨密度も計測することが出来るので、骨があるなしだけでなく、初期固定の予想も可能となり安心して手術に臨めます。
もちろん埋入角度も安全な方向が確定していますので、安心して埋入することが出来ます。
患者さんは先ほど消毒にいらっしゃいましたが、「痛い」と言う言葉を忘れてしまったのか、「えっと、なんだっけ。あれ、大丈夫だったよ。抗生物質と消炎剤は飲んだけどあれ(痛み止め)は飲まなかった。」と言って笑ってお帰りになりました。
後は1週間後に抜糸(1本)して骨にくっつくまで2ヶ月くらい待つだけです。
仮歯が入っているので、食事も可能です。
やはりメスを使わない(歯肉を開かない)で手術すると患者さんもこちらもあとが楽ですね。