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院長のひとり言

先生、骨がなくなったんです。

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。

先日、検診に来られた患者さんを久々に拝見いたしました。
普段は衛生士がメインテナンスしているのですが、今回は院長自ら検診させていただきました。
この患者さんは6年ほど前に前歯のすきっ歯を治したいということでダイレクトボンディングで修復いたしました。

術前右側

術前右側

術前左側

術前左側

術後右側

術後右側

術後左側

術後左側

その時、歯ぎしりの傾向がみられるのでナイトガードを装着したほうが壊れないし他の歯や顎関節も保護できるという説明をして夜間のみ装着していただきました。
当医院で提供しているナイトガードです。

当医院で提供しているナイトガードです。

咬み合わせが少し高くなり、全体に平均的な力が分散するように設計されています。

咬み合わせが少し高くなり、全体に平均的な力が分散するように設計されています。

犬歯の所にガイドを付与しているので臼歯部に側方力がかかりません。

犬歯の所にガイドを付与しているので臼歯部に側方力がかかりません。

真面目な患者さんで、それ以来ほとんど毎晩ナイトガードを装着しており、そのおかげで前歯のダイレクトボンディングは現在もそのまま維持できております
今回、私が「どこか変わったところはありませんか?」と質問すると、「先生、私骨がなくなったんです!」とニコニコしながら仰いました。
「骨粗鬆症にでもなっちゃったんですか?」と聞くと、「そうじゃなくてあごの骨が小さくなったんです。」とのこと。
「そんなバカな…。」と思いながら昔の口腔内画像と当日の画像を見比べてみると、確かに小さくなっている。通常、歯ぎしり(ブラキシズム)の激しい人は、下顎の内側に骨隆と呼ばれる球状の骨のでっぱりができます。
ここ(赤丸部分)に球状の骨のでっぱりがあったら歯ぎしりの証拠。

ここ(赤丸部分)に球状の骨のでっぱりがあったら歯ぎしりの証拠。

ひどい人は上顎第一大臼歯の外側(頬側)や内側(口蓋側)にもできます。
しかし、何らかの原因で歯を失っても骨はそのままの場合が多いので入れ歯を作る時などは骨を削って整形してあげないと入れ歯が入らないということもあるくらい骨は残ってしまうのです。
今回は患者さん本人が自覚するほど上顎の骨が吸収して小さくなっていました。
H.22初診時の上顎です。

H.22初診時の上顎です。

今年の画像。赤丸の骨隆起が小さくなっているのがわかります。

今年の画像。赤丸の骨隆起が小さくなっているのがわかります。

ナイトガードは歯 ぎしりする人にとって咬合力から歯を守る、顎関節を守るというのが目的で、その副産物として咬み合わせからきている場合の肩こり、偏頭痛も治るというのは 患者さんにはいつも説明しているのですが、今回は思いもよらぬことを患者さんから教えていただきました。

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