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院長のひとり言

何事もなかったかのように…。

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。
審美歯科治療を行っていて、いつも思うことがあります。
それは患者さん自身の主観と術者側の客観が一致したところがゴールで、感動を共有できなければ審美歯科失敗だと思っております。
このことは私が歯科医師相手に講演させていただく時に必ず話すことです。
審美歯科と言ってもいろいろな治療法があり、インプラントや被せ物などは治療期間が長い為患者さんの主観を取り入れながら試行錯誤していく時間があります。
ダイレクトボンディングは1歯単位の治療となるため、通常1日で治療が終了します。
歯の色調は、残ったご自分の歯の色に合わせて自然な仕上がりを目指しております。
今日の患者さんは奥歯の銀の詰め物のご自分の歯の部分が欠けたというのが主訴で、画像では赤丸で囲ってある部分が欠けたところです。(仮の詰め物でふさいであります)
DSCF0028-sどうせ治療するなら、と銀歯の部分もダイレクトボンディングで修復することになりました。
金属をはずすと欠けた部分より金属の下の方が虫歯が深く、ほとんど神経に接しているくらいの深さまで達していました。

う蝕検知液で染まらなくなるまで丁寧に虫歯部分だけを除去します

う蝕検知液で染まらなくなるまで丁寧に虫歯部分だけを除去します

こういう場合もう蝕検知液を使い何度も丁寧に虫歯の部分だけを取り除き、神経を保護する薬剤を一層置いてからダイレクトボンディングで仕上げました。
1時間くらいの治療時間、唾液が入らないようにするためお口は開きっぱなしなのですが、治療終了後手鏡にて見ていただくとしばらく無言で見ていた患者さんが「何事もなかったような…」。

隣の健全歯と同じ感じで自然に仕上げることが出来ました

隣の健全歯と同じ感じで自然に仕上げることが出来ました

ダイレクトボンディングを行った患者さんはほとんどの方がかなり感動していただき、それぞれに私どもが考えもつかないような感想を述べられます。
歯だ!」、「癖になるな」、「信じられない」など。
そして今日は「何事もなかったかのように…」。
そうなんです。
目指すところは白い歯ではなく自然な歯なのです。
皆さんも是非私どもと感動を共有してみませんか?


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